-その4−
参考図書:片岡寧豊著 「やまと 花萬葉」 (東方出版)
(ひらがなは万葉名、カタカナは現代名)
万葉の花については、万葉集の歌に出てくる花を現代植物に当てはめたもので、
どの花が当てはまるのか様々な説があり、はっきりと定義づけられていないものもあります
たちばな(ニッポンタチバナ)−ミカン科−
橘は実さへ花さへその葉さへ
枝(え)に霜降れどいや常葉の木
聖武天皇
橘は実、花、葉までも、枝に霜が降ってもますます栄えるめでたい木である。
初夏に咲く小さな花は真っ白でとても甘い香りがする。
果実は直径2〜3センチ、黄色に熟した皮はうすく、
袋の割には大きめの種子が入っている
果汁はゆずのような香がする
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あしび(アセビ)−ツツジ科− |
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もも(モモ)−バラ科−
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春雨のしくしく降るは高円の
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かはやなぎ(カワヤナギ)−ヤナギ科− |
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はは(アミガサユリ)−ユリ科− |
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かたかご(カタクリ)−ユリ科− |
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「過ぎし日に花束を」です